ホーム > 収蔵資料データベース > 主な収蔵品 10 慶長遣欧使節(2)
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更新日:2024年2月1日
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<掲載資料>
(じゅうじかぞう)
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形質 | 銅製 木製 |
大きさ(cm) | 縦28.0 横13.1 像高12.0 |
年代 | 江戸初期 17世紀 |
指定 | 国宝 |
木製の十字架上に、手足を釘打たれた鋳造のキリスト像を置く。十字架は欅(けやき)材。キリスト像にわずかに残った絵具から、像にはもとは彩色が施されていたことがわかる。像の両手首と片方の足首が失われ、十字架も引き裂かれたように4片に分断されていることは、器物までもが迫害の対象になったことを想像させる。国宝「慶長遣欧使節関係資料」。
(さいふく)
作者 | |
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形質 | ビロード製 |
大きさ(cm) | 丈130.0 肩幅68.0 裾幅78.0 |
年代 | 江戸初期 17世紀 |
指定 | 国宝 |
司祭がミサの際に着用するカズラと呼ばれる祭服である。中央のビロード地にはアカンサスや壺などの連続文様を、両脇には花唐草文様を刺繍し、前後各2ヶ所に天使の顔を描いた裂地(きれじ)を縫い付ける。最近の調査で、使用されたビロードや金糸などが、中国産であることが判明した。国宝「慶長遣欧使節関係資料」。
(たんけん くりすがた)
作者 | |
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形質 | 鉄製 木製 |
大きさ(cm) | 全長51.1 |
年代 | 江戸初期 17世紀 |
指定 | 国宝 |
裾が開いた形の両刃の短剣。刀身の元の部分は、金やルビー、紫色のガラス玉で装飾し、握りは神像をかたどっている。インドネシア地方で製作された剣で、支倉常長が帰国途中のフィリピンで入手した可能性がある。帰国後、「ローマ教皇パウロ5世像」「短剣 カスターネ形」とともに藩主伊達政宗に献納された。国宝「慶長遣欧使節関係資料」。
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