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更新日:2023年11月20日

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ノロウイルスによる食中毒に注意

食中毒事件はこの10年間では1年に1,000件程度発生しており、そのうちノロウイルスによるものは毎年70件から500件程度発生しています。発生件数は11月頃から増加し始め、12月から翌年1月がピークとなります。

令和4年のノロウイルス患者数は食中毒患者数全体の3割以上を占め、病因物質別の食中毒患者数では例年第1位となっています。また、食中毒1件あたりの患者数は36.9人(食中毒統計より。平成30~令和4年の平均)となっており、大規模な食中毒になりやすいという特徴があります。
日々多くの人々に食品を提供する事業者の方々は特に衛生管理に注意が必要です。

仙台市ではノロウイルス食中毒に関するパンフレットを用意しております。下記問い合わせ先までお気軽にお問い合わせください。ページ下部からダウンロードもできますのでご利用ください。

 

ノロウイルスによる食中毒の症状は?

ウイルスが体に入ってから24~48時間で発症し、おう吐、腹痛、下痢、発熱など風邪に似た症状が出ます。

通常1~2日で回復し、後遺症はありませんが、幼児や高齢者では重症化することもあります。
症状が重い場合は、医療機関にご相談ください。

感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状のときもあります。
症状がなくなっても1週間程度ウイルスが便に排出されるといわれています。

 

どのようにして感染するの?

  • 経路1:ノロウイルスに汚染されたカキなどの貝類を、生または十分に加熱しないで食べたとき
  • 経路2:調理する人の手などを介して汚染された食品を食べたとき
  • 経路3:発症した人の糞便やおう吐物の処理をしたときや、処理が不十分だったとき
  • 経路4:ノロウイルスに汚染された手や物などに触れることにより、手についたウイルスが口に入ったとき

 

予防するにはどうすればいいの?

  1. 帰宅時、調理前、用便後、汚物の処理後は十分に手洗いをしましょう。二度洗いが特に有効です。
  2. ノロウイルスによる汚染が疑われる食品は中心部が85~90℃で90秒以上になるよう、十分に加熱しましょう。
  3. 調理器具(包丁、まな板、ざる等)やシンク、トイレなどは塩素系漂白剤や熱湯で消毒しましょう。新型コロナウイルス感染防止対策としてよく用いられる消毒用アルコールは、ノロウイルスの消毒にはあまり効果がありません。
  4. 体調不良時や下痢や嘔吐の症状がある場合には、調理や食品を取り扱う作業は避けるようにしましょう。

*ノロウイルスに感染しないよう、普段から健康管理に気をつけましょう!

 

パンフレットのダウンロード

 

関連リンク

ノロウイルスによる食中毒や感染予防について、さらに詳しくご覧いただけます。

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お問い合わせ

泉区役所衛生課

仙台市泉区泉中央2-1-1 泉区役所東庁舎4階

電話番号:022-372-3111

(内線6722,6723)

ファクス:022-372-3522