ホーム > くらしの情報 > 学ぶ・楽しむ・活動する > 教育 > 仙台市教育委員会トップページ > 生涯学習情報 > はたちの集い > 令和5年(2023年)「仙台市 はたちの集い」開催概要
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更新日:2023年1月24日
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令和5年1月8日に「はたちの集い」を開催し、約6,200人の対象者が参加しました。
前回同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)にて、二部制で開催しました。
恩師からのメッセージ
仙台ゆかりの著名人からのメッセージ
抽選会の様子
はたちの集い運営スタッフ企画として抽選会を行いました。
全国都市緑化仙台フェア公式キャラクターのフォレッピも出演しました。
『大人って?』『将来について』『感謝』をテーマに、「はたちの集い」運営スタッフが本音で語り合った式典オープニング映像とともに式典が始まりました。
式典オープニング動画
「はたちの集い」運営スタッフによる司会進行
市長式辞
「素晴らしい出会いに恵まれ、夢に向かって存分に力を発揮し、彩り豊かな人生を歩んでほしい。」
誓いの言葉
「これからも周囲の幸福を願い、感謝と思いやりの心を胸に、明るい未来を創りあげていきます。」
<第一部>
<第二部>
特別映像より、二十歳を迎えられた皆さんへの応援メッセージをダイジェスト版にして上映しました。また、宮城県を拠点に活動する和太鼓グループ「Atoa.(アトア)」の皆さんに力強い演舞を披露していただきました。
演舞披露の様子
二十歳を迎えられた皆さん、おめでとうございます。今年は、「成人式」から「はたちの集い」に名称を変えての初めての式典となります。
今年も、感染症対策のため、式典を2回に分けての開催となりました。式典の挙行に際し、多大なるご理解・ご協力を賜りました地域や関係の皆様に、厚く御礼を申し上げます。
今年度仙台市では、約1万1千人の方が、二十歳の節目を迎えられました。会場にお集まりの皆さんは今、改めて成人としての社会的責任や自覚を胸に抱くとともに、ふるさと仙台での様々な出来事に想いを巡らせているのではないでしょうか。
これまで愛情深く見守り育ててくださった、ご家族や恩師へ感謝の気持ちを伝えるとともに、様々な困難をともに乗り越え、支え合ってこられたご友人と、互いの成長を讃え合い、明日からの社会生活を切磋琢磨し合う機会となりますことを期待しています。
皆さんが誕生した21世紀の始まりは、インターネットや携帯電話が普及し、それまでの社会・経済の構造や日常生活が大きく変化した時期でありました。また、時間や場所を超え、瞬く間に世界中の情報が身近に溢れ、価値観や視野、ネットワークの範囲が広がる一方で、人々の繋がりの希薄化が加速し、先の社会の予測が難しくなっていった時代でもあったと思います。
こうした時代背景の中、東日本大震災を小学2年生の時に経験された皆さん。家族や地域と協力し合うことや人々の繋がりの大切さを胸に刻みながら、青春時代を過ごされました。そして今なお世界を覆う、新型コロナウイルス感染症の流行によって、「日常」というものがいかに脆く、尊いものであるかを再認識されたことと思います。
度重なる困難や多くの制約の中で過ごされる日々にあっても、デジタルツール等を活用しながら、人と人との絆を守り抜き、揺らぐことなく自らの進むべき道を選択して、勉学や仕事に邁進されている皆さんには、変化が著しい現代社会を、力強く、しなやかに生き抜いていく力があると確信を致しており、大変頼もしく感じているところです。
本市では、今年、「全国都市緑化仙台フェア」や「G7科学技術大臣会合」を開催いたします。仙台・東北の復興の姿と支援への感謝を世界に発信するとともに、新たなインバウンドを獲得していくなど、市民の皆様とともに築き上げてきた杜の都にさらなる磨きをかけ、世界に誇る魅力と活力を生み出すまちづくりを進めてまいります。
皆さんは次代の杜の都を牽引する若者の一人です。ぜひ、若者らしい瑞々しい感性や柔軟な発想力でこれからのまちづくりに積極的に参画し、仙台が誇る自然や文化を、未来に引き継ぐ取り組みの大きな力となっていただきたい。このまちを大切に思う皆様とともに、私も果敢にチャレンジを重ねてまいりたいと思っております。
結びに、皆さんを待ち受ける未来において、素晴らしい出会いに恵まれ、それぞれの夢に向かって存分に力を発揮し、彩り豊かな人生を歩まれますよう心から祈念いたしまして、私からのお祝いとさせていただきます。
本日は、誠におめでとうございます。
仙台市長 郡 和子
はたちとして人生の門出に立った今、二十年間生きてきた誇りと、
社会人としての責任を感じながら、未来への希望を抱いています。
皆さんは、「ありがとう」という言葉は、どのような場面で使っていますか。
言葉に出して伝えている相手は、友達や親など身近な人が多いと思います。
しかし、災害や未知のウイルスの中で、地域の人などにも支えられているため、
私たちには感謝するべき人がたくさんいます。
これまでのこのような大きな試練は、私たちに人と人のつながりの大切さを教えてくれました。
たくさんの幸せを与え、優しく見守り支えてくれた家族や仲間、恩師、地域の方々がいたからこそ、
今の私たちがいます。
この場にいる皆さんを代表して、「今まで支えてくれた全ての方々、本当にありがとう!」
仙台という土地と、たくさんの優しさや愛情によって、私たちは大きく育まれてきました。
だからこそ、新たに時代を築いていく社会の一人として、育むことの大切さを忘れてはなりません。
数多くの試練を乗り越えた私たちだからこそ、より多くの希望と幸せに溢れた
誇りある仙台への架け橋となれることを信じています。
最後に、私たちはこれからも周囲の幸福を願い、感謝と思いやりの心を胸に、
明るい未来を創り上げていくことを誓います。
令和5年1月8日
代表(第一部)荒 泰樹・川嶋 莉奈
代表(第二部)関根 一真・常盤 優月
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