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更新日:2022年10月13日
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令和4年10月12日
青葉消防署に設置されている(青葉)デイタイム救急隊が10月1日で設置から半年たったと思うのですけれども、実際従事されている職員の方からは、子育てしながらでも働けるといった声や、また、救急搬送困難などひっ迫する状況の中でも人員確保できているというような声が上がっていますが、青葉消防署だけではなく全市的に展開する予定が今後あるのかお聞かせいただきたいです。
今お話しいただきましたけれども、(青葉)デイタイム救急隊、青葉消防署の中に1隊編成をいたしまして、デイタイムだけの職員で、この間、厳しい状況の中ですけれども、職員の、隊員の負担軽減にも資するような取り組みだったというふうに思いますし、救急要請には応えられたというふうに思っています。その他のところにもどうだというご質問ですけれども、まだこの(青葉)デイタイム救急隊の運用から半年でございます。日が浅いこともありますので、その効果について検証した上で、今後、救急需要の動向を見極めながら検討を行っていきたいと思います。
市長としては、今後どのような活動というか、期待する部分はありますか。
実際にこの(青葉)デイタイム救急隊の隊員の中にはお子さんをたくさんお持ちで子育て中である方もいます。そういう皆さま方の、それでも救急隊員として救急救命士としての職責というのでしょうか、それを担うことができるということで、やりがいを持って活動いただいているものと認識をしております。そういう意味では大変意義深い取り組みであるというふうに認識はしているところです。
新型コロナウイルスのワクチンの接種状況なのですけれども、従来株の対応ワクチンの対象年齢が、今後、生後6カ月から4カ月に引き下げになるですとか、あとBA.5の対応ワクチンとか、さまざま状況が変わることが今後ありますけれども、それについて現在の仙台市の接種対象ですとか、今後のスケジュールについてお伺いします。
今度は生後6カ月から4歳までのお子さん用に承認をされたワクチンがあるわけです。それの接種も始めていくということで、これは10月の下旬から小児ワクチンは配送されるというふうに聞いておりますので、しっかりと(市)医師会とも調整をさせていただきながら望まれる方々の接種を進められるようにしてまいりたいと思っております。
それから2価ワクチンについては、当初のBA.1のみならず、BA.4、5対応の2価ワクチンもということなので、これについてもしっかりと対応していかなければいけないと思っています。また、2価ワクチンの接種については、オミクロン株にも対応できますし、重症化を予防することもできますし、より多くの方々、希望する方々にぜひ接種をいただきたいと思いまして、接種会場を増やしていく、拡充をするということで、今回、泉中央のセルバテラスさんでも接種会場を設けることになっています。17日からというふうにワクチン接種推進室からは聞いているところですけれども、本当にいろいろなところで要請に対して応えられるように準備を進めているところです。
今、市内の年代別の感染者の割合ですと、10歳以下も比較的高い数字で推移しているかと思うのですけれども、現時点での10歳以下の感染者数ですとか、そういったところの数字、ちょっとお伺いしたいのですけれど。
(感染症対策室長)
9月5日から10月9日まで約1カ月分の直近のデータのうち、10月3日から9日まででございますと、10歳未満が14.9%の割合を示しております。10代が12.4%、20代が15.2%、やはり若い世代はある一定程度割合を高く保っているような状況です。ただ全般的に見ますと、10歳未満の割合は9月の頭の頃ですと19%だったので、若干下がりつつある状況でもあるかなというふうに数字上では見られております。
(ワクチンの)接種率はどれくらいになりますでしょうか。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
一番直近の10月5日現在の接種率の数字ということで申し上げますと、まず小児接種、5歳から11歳までの小児接種につきましては、1回目の接種が23.4%、2回目まで受けられた方が22.4%になります。あと10代の方の接種率につきましては、10代の方は3回目まで接種できるようになっておりますので、その3回目までの接種率で申しますと41.6%。それから20代の方の3回目までの接種率は49.9%。30代の方が55.1%というふうになっております。なお、この3回目接種につきましては、全体で申しますと人口に対して63.7%の方が接種を終えているという状況でございます。
年代別の接種率を見ていても、やっぱり10歳以下がなかなか接種が進まないという部分があるかと思うのですけれど、今後その年代、6カ月から4歳までも含めて接種対象になるということで、一番親御さんの方でワクチンの安全性ですとかそういったものを心配されているのかなとは思うのですけれども、ゼロ歳から1歳ですとその他の定期ワクチンの接種とかそういったスケジュールも入ってきて、なかなかいつ打てばいいのかという部分で悩まれる方も多いと思うのですけど、そういったところのワクチンの安全性ですとか、そういった接種スケジュールとか、そういったあたりについて市の方から周知とかそういったご説明あるかどうかお伺いします。
実際に小さなお子さんが私の知り合いでも何人か新型コロナウイルスの感染が分かって、とてもかわいそうだったというような話も聞いております。そういう意味ではやはりいろいろなご意見があるのかもしれませんけれども、これは承認をされたものでありますし、努力義務ではありますけれども、それぞれの親御さんのご判断もあるのかもしれませんが、接種を進めていただけるといいなというふうには思うところです。ぜひ、小児科の先生方といろいろご相談をしていただいてお決めいただければなというふうに思います。
現在の新型コロナウイルスの感染状況、(新規感染者数が)少しずつ減ってきているなと、落ち着きを見せ始めているなと思うのですけれども、現時点での市長の認識をまずお伺いしたいと思います。
7月から8月にかけて第7波で本当に感染が急激に増えまして、本市でも医療提供体制や保健所機能に大変な負荷がかかりました。そういう厳しい状況はだいぶ落ち着いてきたというふうに思います。県がBA.5対策強化宣言、一緒に私も会見させていただきましたけれども、これで皆さま方に基本的な感染対策の徹底を呼びかけさせていただいたほかに、検査キットの配送、陽性者登録センターを設置して医療機関の方々の負担の軽減を図ってきたところです。そしてまた8月の末でももう少しだなということで(宣言の)期間を延長することになりました。その中では、発生届の対象が限定をされたということもあって、陽性者サポートセンターを設置したり、本市においては自宅療養の方々のオンライン診療に結び付けるなど体制を整えまして、医療機関のさらなる負担軽減とそれから保健所機能についても少し一頃よりはずいぶん楽になったということでもございますし、また自宅療養者の方々の安心・安全にもつながったのだというふうに思っております。しかし、医療関係者の方々はこれから寒くなる時期を迎えまして、この新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行ということをすごく気にされている方々も多くおいでです。そういう意味では気を緩めることなくしっかりと対応していかなければいけないというふうに思いますし、市民の皆さま方にもいま一度そういうことをしっかりと確認をしていただいた上で対策を取っていただきたいなということを要請したいと思います。
同時流行の話もありますけれども、BA.5対策強化宣言が終わって、少しウィズコロナのような状況になってきていると思います。いろんな経済活動も動き始めているというふうに考えていますけれども、その辺についてコロナ対策と経済、あと今後の同時流行、どう両立して対応していくか、その考え、お聞きしたいのですけれど。
経済を回していくということのみならず、心の健康を保っていく上でも、やはり対面でいろんなことをしていくという、このありがたさというのでしょうか、日常が取り戻せることのうれしさというのでしょうか、そういうものも多くの方々が実感していただいているのではないかと思います。三連休には久しぶりにみちのくYOSAKOIまつりも開催をされましたし、いろいろな学会ですとかイベントなど(の開催)も戻ってきているところです。また、海外からの水際(対策)の緩和ということもあって観光客の方々も動き出す。それから全国旅行支援も開始されるということもあって人の動きは多くなるのだと思います。そして、一方で今申しました感染の予防対策、これについてはやはりそれぞれの方々に気をつけていただきながら、そしてまたワクチンの接種についても、ぜひ安心のためにも感染予防にもなりますし、重症化もしないということも言われていますし、新たな変異株にも対応可能だという2価ワクチンの接種が始まっていますので、これもぜひ利用いただきながら、それぞれ楽しんでいただければというふうに思います。
第7波が落ち着くまで、市長もいろいろやりたいこともできなかった時期もあったかと思うのですが、今週末とかですと、みやぎの・まつりとか若林区民ふるさとまつりとか、あと新浜フットパス2022とかいろいろ回られると思うのですが、このちょうど落ち着いている間に市長が、市長としてやられたいことって何でしょうか。
私個人でということですか。皆さんそれぞれいろいろな計画も立てられたかもしれません。秋の行楽シーズンでもありますので、ぜひお出かけをしたいという方はお出かけをしていただけるのではないかと思います。私もあまり余裕はなかったのですけれども、久しぶりに仲良しの女子会を温泉地でさせていただき、私は泊まれなかったのですけれども、いただきました。ずいぶんとにぎわいも戻っているなということで、旅館関係の方々、ホテル関係の方々も喜んでおられたので、ほっと胸をなで下ろしたところでございます。
マスクの着用ルールだったのですけれども、首相が屋内でも人との距離が保てればマスクを外しても構わないというようなことも発言あったかと思うのですけれども、市長としてはそのマスクの着用ルール、どのようにお考えでしょうか。
外では外されている方もぽつぽつと見受けられますし、特に夏場のあの暑いときには厳しかったろうなというふうにも思うところです。実は(髙橋)副市長にオーストラリアのブリスベンで国際会議に出席をしてもらいました。そのときにあちらの状況はどうだったのかということを聞きましたらば、マスクをしている人たちはほとんどいなかったということです。それぞれ国の対応というのがあるのだと思いますけれども、日本においての対応ルールというのでしょうか、外では外しても構いませんよ、また屋内でも換気をしっかりしていればということになろうかと思いますけれども、距離が保てるのであればマスクを外してもというふうなことも言われているところだと思います。それはケース・バイ・ケースでご判断いただければよろしいのではないでしょうか。
水際対策(が)緩和されまして、これから海外の方も仙台空港ではないにしろ、東京から新幹線等で入ってくるかと思うのですけれども、そういった方々への例えば周知というのが、海外とのマスクの着用ルールのずれがあったりすると難しいのかなと思うのですけれども、そういったあたり何かポスターを張るですとか、何かそういった呼びかけというのでしょうか、それぞれトラブルにならないように何か対応もあるのかなと思うのですけれどもいかがでしょうか。
入国される時に日本の対応はこうであるということはあらかじめ周知をされているものと理解をしています。日本からどこかに行く場合にも、そちらの対応はこうなっているよというようなことも周知されていると認識をしているものですから、取り立てて本市としてどうするということについては考えてはいないところです。
先日、宮城県の村井知事が再生可能エネルギーで森林開発する際に課税を行うという趣旨の方針を議会で表明されました。すべからく県内が対象だとすると、仙台市内の森林も対象かと思うのですが、市長の率直な受け止めをお伺いしたかったのですが。
脱炭素社会を実現することについて、この再生可能エネルギーの普及というのは重要だというふうに思っております。一方で災害リスクを負うような形でのもの、あるいは自然との調和を心配されるようなそういうものについては、やはりなかなか厳しいのではないかと思っておりまして、そういうことも踏まえて宮城県はこれから方針をお決めになるということだと理解をしております。どういう課税になるのかはまだ今のところ不明ですけれども、しっかりその動きを注視していきたいと思っておりますし、この会議体(県の審議会)の中に本市の環境局長もメンバーとして入るということですから、情報共有をさせていただきながら対応してまいりたいと思います。
これまでの知事の説明ですと、課税するエリアと、あとたしか市町村の首長が促進区域かに指定すればそこは課税しないのですよというような仕組みを提示されたかと思います。その仕組みに対して、スキームに対しての印象はどうでしょうか。
まだ私自身はっきりそれらの詳細を確認しておりませんし、本市の状況がどういうふうになるのかということについても具体的なところをまだ見ておりません。なので今のこの段階ではお答えすることはできないのですけれども、しかし進めるということと、一方でブレーキをかけなければいけない、この状況についていろいろとバランスを取りながら考えていかなくてはいけないと思っています。
9月13日に4病院の問題で知事に市長が(文書を)お持ちしたかと思うのですが、その後、何か反応といいますか何かレスポンスはあったのでしょうか。
具体的はまだいただいておりません。
(9月13日に)ぶら下がり(取材)に応じていただいたかと思うのですけれども、その時に、いかにも不誠実であるというお言葉をいただきまして、市長としても最低限この点だけはお答えいただきたいというようなご要望だったかと思うのですけれども、だいぶ、4病院の問題、膠着(こうちゃく)状態が続いているのかなというふうに感じていますが、その点いかがでしょうか。
県がどのように今お取り組みになっているのか、ぽろぽろと県議会の方でもいろいろとご発言もあるようですし、その他さまざまなところからの県に対する要請も聞かせていただいているところです。具体的に私どもが提出いたしました点について、知事は時期は明言されませんでしたけれども答えてくださるということでしたので、それを待ちたいと思っているところです。
県は基本方針を年度内にというようなリミットというかめどを設けています。(県に)提出したときも伺ったのですけれども、いつまでにお返事をいただきたいということはありますか。
知事としてもいろいろと整理をするところがあるというお話を実際にされてもおりました。そういう意味では当初の予定はそういうことだったのかもしれませんけれども、今現在どのような状況になっているのかまでは私も報告がございませんし、本市の疑問点についてもまだお答えをいただけていません。この間いろいろなところからお話がある状況は全くそのとおりで、知事、県に対しての要請も含めてですけれども、やはり私どもが思っている懸念と同じだなという認識です。それについてお答えをいただくのを待つしかないとは思っているところです。もちろんなるべく早く、いろんなことが決まってからでは遅いので、そのようには思っているところです。
仙台市で市民アンケート実施されているかと思うのですけれども、こちらをどのように今後活用していくか。その意義とか目的について教えていただきたかったのですけど。
これは4病院(再編)のことについてアンケートを取るということではなくて、必ずしもそういうことではなくて、仙台医療圏として、仙台市として持続的な医療提供体制を取っていく上でどのような課題があるのか、市民の皆さま方がどういうふうにお感じになっていらっしゃるのかについてアンケートをさせていただくものでございます。これは今後の本市の医療体制を確保するためのものですので、必ずしもその4病院(再編)とリンクしているものではないという理解で今お願いをさせていただいております。二十歳以上の方々、抽出して2千人の方に(調査用)紙を郵送させていただきました。その他にもホームページでもいろいろと受け付けておりますので、ご関心の(ある)方あるいは仙台市にぜひ(意見を)という方はぜひこちらにお寄せいただければと思います。
そうしますと、例えば市民の方からのその4病院の移転に関してのお声というものを何か反映するようなそういったアンケートというのは、今後は(考えてますか)。
住民の皆さま方からもいろいろなご意見頂戴しました。そして本市として懸念をしていることについては、再度取りまとめをして県に出させていただいたところです。4病院の統合再編については、そのような気持ちで対応させていただいたところですので、改めて市民の皆さま方から何か意見を募るということはございません。
G7関係閣僚会議のこと、仙台市での開催が決まったということなのですけれども、開催地、具体的にどの場所でどういう形態でということ、国がまだ発表されてないかと思います。これに関して市としてどのように注視されているのか、具体的にいつぐらいまでに何を決めてほしいのか、市としてはどういう対応が発生するのかというところ、教えていただけますか。
昨日、高市(科学技術政策)担当大臣の所に伺わせていただきまして、開催の日程、日時というのでしょうか、これもまだなものですから、それと併せて、なるべく早く準備もしたいというふうなこともありましたものですから、その件についても要請をさせていただきましたが、昨日時点でも、もう少し時間を要するというお話でありました。いずれ本市としても、大きな大臣会合になりますので、しっかりと対応できるように準備をしたいので、なるべく早くお願いいたしますと重ねて要請させていただいたところです。
他に高市大臣との面会の中で何か出たお話というのはどんなことだったのですか。
仙台の先端技術を使った取り組みというのを高く評価してくださっていましたし、またナノテラスについてもとても評価いただいているところでして、それらも含めて、ぜひ各国の大臣に見てもらいたいというそういう気持ちを言っていただけましたので、私としても大変誇らしく思ったところです。
先日まで駅前の青葉通でされていた社会実験が10日で終了したと思うのですけれども、効果について現時点でどのようにお考えなのか。また課題の部分もあったかと思うのですけれども、そのあたりについてもお願いいたします。
関係者の皆さま方や市民の方々にご協力をいただきまして、この仙台駅前エリアでの社会実験を確実に実施できまして、大変うれしく思うところです。いろいろなお話がやはり聞こえてまいりました。初めて車道を利活用するという、その駅前エリアでの取り組みでしたものですから、交通規制もありまして少し渋滞が発生した、迷惑だという声もいただいたのですけれども、しかしながら多くの方々があの場所で、特にお子さん連れの皆さんたちにはずいぶんと喜んでいただいた、そのような声も聞こえてまいりました。こういうふうに少し集ったりお休みできたりする場所があるので、お買い物も楽しくなったという声もありましたし、子どもたちの遊び場という形でつくらせていただいたコーナーも大変好評だったと認識をしております。これから寄せられたお声、アンケート結果の集計を行って、また交通量の調査データなどを含めて分析を進めてまいりたいと思います。
今後の展開についてなのですけれども、こういった車道を活用した実験というのは日本全国どこでも結構取り組んでいらっしゃるところは多くて、なかなか交通との兼ね合いとか規制の部分で難しいところはあると思うのですが、市民の方により頻繁に体験してもらうことで、こういった楽しみ方もあるのだなというふうに浸透させていくということも大事かと思うのですが、また近いうちに実施するとか、年に何回かこの時期をそういうふうにするであるとか、何か今後の展開としてお考えになっていることありますでしょうか。
まずは今回の実証実験の結果というのでしょうか、調査(データ)を基に今後将来ビジョンを策定したいというふうに思っておりまして、来年度にはそれに結び付けられるように今回のデータをしっかりと分析をしていきたいというふうに考えています。
社会実験期間中に周辺を取材していると、社会実験ももちろんこういう取り組みもあるのだなという受け止めもあるのですけれども、そもそもさくら野どうなるのだという声が、皆さんから声を聞いて、やはり市民の関心事って、もちろんそのエリアの活性化、どういう憩いの空間をつくるかということもあるのですけれども、もう少し広げるとやはり、EDENもありますけれども、(旧)さくら野、やはり駅前エリアトータルで考えたビジョンなり方向性、そういったものを示すことを結構市民が望んでいるのかなというふうに私は受け止めました。その点について現時点での認識をお伺いしたいのですけれど。
おっしゃるとおりだというふうに思います。民間の方々のお持ちになっているあの所で、どのようなものが今後できるのかということも含めて、市民の皆さま方、すごく関心をお持ちになっているのは当然だというふうに思います。本市といたしまして、それぞれの協議がなされる場があるわけなのですけれども、そこに入らせていただきながらお話を聞かせていただいているところでございますけれども、全体として仙台駅前がどういう形が望ましいのかというのは、やはり両サイド(北側・南側)の土地の利活用にもなってくるのだと思いますし、それと一体的に将来の絵図が描ければ、それは望ましいことだとは思います。ただ今回はそこを置いても、例えば道路空間でどのようなことができるのかも含めて、駅前の、仙台の顔をどういう形で何が示せるかということを実証実験をさせていただいたということですので、その検証と分析含め、そしてまた両サイドの今後の開発について、それぞれの地権者の方々がどのようにお考えになっていらっしゃるのかも擦り合わせながら、あのエリアを仙台として仙台の顔にふさわしい場所にしていく必要があろうかと、そのようには思っております。
先日、県議会で県議(会議員)の方が逮捕されるという事件がありまして、それについての受け止めと、あと県で県の職員の方と議員の方とのやり取りを記録するといった対策など考えているみたいなのですけれども、仙台市では市議会と市の職員とのやり取りとか、どのような対策とかを取っているかというのを現状教えていただければと思います。
まずその事件についての受け止めについては、これは非常に残念なことだというふうに思うところですが、それ以上のことは今捜査が進んでいるところだというふうに思っております。そしてそのやり取り、議員と当局とのやり取りについて記録を作るというふうな方向性でいろいろ話が県で出ているということですけれども、本市でもいろいろとお話し合いをするときに、後に必要に応じて情報共有が必要だという時については記録は取っているところで、これは今後も適切にしていきたいというふうに思っています。取り立てて今回の件を受けて何かということは、今のところは考えていないところです。
9月末で、県が示した新しい津波浸水想定の仙台市の住民説明会が一通り終わりました。15カ所プラスアルファで行っていますが、率直に全体として受け止めをまずお伺いしたかったのですが。
15回ほど説明をさせていただいていて443名のご参加をいただいたと報告を受けました。参加された住民の皆さま方からは、津波避難場所のさらなる確保に対してのご質問ですとか、それから自主避難が難しい方に対してどのような支援をしていったらいいのかというようなそういうご心配など、さまざまご意見を頂戴したというふうに聞いております。寄せられた意見など踏まえまして必要な対策につなげていきたいと思います。
一部の地域では11月の頭の訓練とかに間に合わないのではないかとかいう声もあるのですが、例えば鶴巻小学校、たしか今改修中で平日の訓練がなかなか厳しいとかですね、実際やろうとしたら難しいので、結局訓練を町内会単位でやらざるを得ないのではないかとかというそういった声もあったのですが、このあたりはどのように受け止めていますでしょうか。
(防災・減災部長)
11月4日に(津波避難)訓練を予定しておりまして、今各種調整を行っているのですが、鶴巻小学校につきましては、今校舎の改修中ということで、実際に校舎の中に入っていただくことができないので、校門の所までの訓練になろうかと考えておりました。あと新たに浸水区域になった(地域の)学校でちょうど中間考査の日に該当している学校もあるので、そういった学校では校舎に入るのは難しいのかなという、そのあたり細かいところを今詰めておりました。
ちょうど(令和元年)台風第19号の被害から間もなく3年を迎えるかと思うのですが、今回の最後の津波浸水想定の説明会、白鳥地区、高砂中学校であったのですが、あちらの説明会では、ほとんどは津波というよりは内水の対策、何とかしてくれというような声の方が、ほぼそれしかなかったぐらいの話だったのですが、今、西原のポンプ場の契約が、たしかもう既に契約成立していると思うのですが、できるまでしばらくかかるのですが、それに対しての対応とか対策とか考えていらっしゃることはありますでしょうか。
それについては、市内にも内水の被害が出る地域がございまして、対応については順次進めているところです。住民説明会の中でそういうようなお話が出たことについては、今計画どおり進めていくということしか申し上げられませんけれども、ご不安な状況になれば、まずは、申し訳ない、避難をしっかりしていただくということに尽きるのだろうと思います。対策をしっかり各自の間でも取っていただければというふうに思います。
明日、中小企業活性化センターだったかな、CDO補佐官の藤原さんですとか東北大学の青木さんとか、あといろんな事業者の方々を招いて、デジタル実装のイベントが丸一日予定されています。市長もそれに出席予定というかごあいさつされるかと思うのですが、今回のイベント、東北では初めてという話だったのですが、仙台市としてはどのようなイベントにされたいのか、今回のイベントをきっかけにどのように仙台市のデジタル実装を進めたいのかというのを一言いただければと思います。
今ご紹介いただいたように、明日そういうイベントを開催させていただきます。行政のデジタルもそうですし、まちのデジタルもそうですけれども、デジタル化というのは避けて通れないというふうに思っておりますし、そしてまたそのデジタル化によって大変便利で豊かな生活を市民の皆さま方に提供できるという思いで取り組ませていただきます。この間もさまざまCDO補佐官の藤原さんからもご意見いただきながら取り組みを進めてきているところですけれども、なかなか対面でのお話というのも限られていたものですから、対面でいろいろお話をした上で、それぞれの知見をお話をいただくことで、市民の皆さま方にもそうした機運を醸成してまいりたいというふうに思います。
たしか3月にスーパーシティ構想の話が前回は(国の選定から)漏れてしまったわけですが、そちらに対しての関連、そちらを加速化させる、仙台市のスーパーシティの練度を高めるというか、そういったもののきっかけにもなるのでしょうか。
前回スーパーシティの選定は2都市でありまして、そこには漏れてしまったわけですけれども、その後いろいろなところでさらにその計画というのでしょうか、本市のスーパーシティ構想について再度練り上げ直し、それはもう既に提出をさせていただいております(※)。ただ国ではいつ頃それが認定されるのか、その予定はまだ聞いていないところですけれども、ぜひリバイスしたスーパーシティ構想についてアピールできるといいなというふうに思っております。とにかくできるところはやっていく、そのことが何よりも重要だと思っておりますので、今回、明日のイベントについてもできるところから始めましょうということでしっかりと対応してまいりたいというふうに考えています。
(※)国への提案書の提出は、追加募集がまだされていないことから、行っていません。
仙台市長 郡 和子
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