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更新日:2022年2月2日
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令和4年2月1日
宮城県における感染状況のレベル分類が2+(2プラス)に格上げをされました。本市の患者数につきましても、前の週の同じ曜日に比べまして2倍程度となる日が続いております。市民生活に直結する業務を担う基礎自治体の長といたしまして、この第6波の現状に強い危機感を持っているところです。
オミクロン株による今回の感染拡大においては、20代や30代に加えまして未就学児や児童などの感染が多く、それが家庭内にも広がるという傾向がございます。小学校や保育所が閉まることで親も仕事に行けなくなり、医療従事者をはじめ、社会のエッセンシャルワーカーの方々にも影響が及び、さまざまな生活の場面で支障が生じることとなります。さらに先週からは、高齢者施設や介護施設などハイリスク患者となりやすい方がおられる施設にも感染の波が及び始めております。これ以上の感染拡大が続きますと病床の逼迫(ひっぱく)も懸念をされるところであります。保健所機能を含め、基本的な市民サービスを提供する行政機能にも重大な影響を及ぼしかねません。
こうした点を踏まえまして、このたび「オミクロン株拡大防止対策」を実施いたしまして、感染拡大の早期収束を図ってまいります。現時点でまん延防止等重点措置の申請は見送られておりますが、本市といたしましては前回の重点措置の時と同等の強い対策を講じてまいります。また夜間の電話相談体制の確保など、自宅で療養される方の支援も強化いたします。ワクチンの接種に関しましては、3回目接種の接種券を早期にお届けするとともに11歳以下のお子さん向けの接種の準備を確実に進めてまいります。
社会・経済活動を維持し、市民の皆さまの安全と安心を確保していくためにも現在の感染拡大を早期に収束させることが何よりも大切です。私どももしっかりと対応してまいります。市民の皆さまにおかれましても、家庭内感染を防ぐ取り組みを含めまして基本的な感染防止対策へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
仙台市長 郡 和子
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