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更新日:2021年11月17日
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令和3年11月16日
新型コロナウイルスの3回目のワクチンなのですけれども、年度内に接種する対象であったりとか今後のスケジュール感について、決まっていることがあれば教えてください。
まずは医療従事者の方々の接種というのが始まるというふうに認識をしておりますけれども、その後高齢者施設の方々から最初に(ワクチンを)打ってまいりましたので、そういう方は早ければ本市の場合、来年の1月から接種が始まることになるだろうというふうに見込んでおります。その後順次3回目のワクチンの接種ということになるのだろうと思います。医療従事者の方々に関しましては県とも調整しながら今進めているところですけれども、そういうスケジュールになってくるだろうというふうに思います。
(補正予算案に)集団接種運営費というのが入っていて、集団接種だと3月中にこの予算を使い切る、つまり集団接種で一般の人が接種する可能性が3月中にはあるのですか。
3月中にも集団接種で受けられた方々も出てくるのではないかと、そういうスケジュールだと思います。
(新型コロナウイルスワクチン接種推進室長)
基本2回目を打ってから8カ月後に接種というのが標準という形で考えますと、12月は医療従事者の方、1月もおおむね医療従事者がほとんどですけれども、2月以降ですと春先の5月、6月に集団接種で打った方々が8カ月を迎える時期が2月、3月ということですので年度内にそういうこともあると考えてございます。
昨日、厚生労働省の分科会が、接種の間隔について8カ月と今までされてきたことが6カ月というふうに自治体の判断でされていいというふうな見解を示しました。これについて仙台市はどのように受け止めていらっしゃいますか。
これもワクチンがどの程度のタイミングにどのくらい入ってくるのかということについてまだはっきりとしていない点もございますので、8カ月だったところを6カ月になりますとまたボリュームが大きくなってまいりますが、そのボリュームに対応できるワクチンが届くのかどうかも含めてまだはっきりしておりませんので、何とも今の段階では答えられないところです。
モデルナとファイザーの交差接種も可ということになりました。これについては仙台市としては積極的に進めていきたいのか、いろいろ市民の方気になっているかと思うのですけれども、今のところ方針はいかがですか。
これについても国からこちらに届くワクチンがどういうような種類がどのくらいの量来るのかどうかにもよるのだろうなというふうに思うところです。
先週、登米の認定こども園であった事件を受けてお聞きしたいのですけれども、先週、登米の認定こども園に刃物を持った男が侵入して逮捕されるという事案があったと思うのですけれども、全国的にも交通機関などでそういう無差別的な事件が多く報道されている中で、仙台市として今後そういった事件を防ぐためにどういった対応をされるか、もしお考えがあればお聞かせください。
やはりショッキングな事件でしたですね。子どもたちを守っていかねばならない大人がそういう犯行に及んだということですから。それを受けて、保育所の安全確保策、これについて改めて確認をするように指示をいたしました。公立の保育所では職員の中でマニュアルなどを作っていますけれども、その再確認を行うとともに、日中の施錠の徹底ですとか警察との情報共有ですとか、それから不審者が侵入した場合の対応についていろいろと対応を行ったというふうに聞いたところです。また民間施設においても通知を発出させていただきまして、それぞれ公立保育所で使用している不審者対応マニュアルを公開して、ぜひ活用いただきたい旨伝えたところでもございます。
民間施設における通知の発出というのはいつぐらいのタイミングで、内容としては公立のマニュアルを活用することを勧めるような内容だったのでしょうか。
事件が起きた翌日に通知を発出をしております。安全対策の再確認を行っていただきたいということとともに、施設や保護者の皆さま方の参考になるようにということで先ほど申しました公立保育所で使用している不審者対応マニュアル、本市のホームページで公開しているのでぜひこれを参照してほしいということも伝えたところです。
(広報課長)
通知の発出は11月10日付ということでございます。
今、政府の方でどうするかと話題になっているのが18歳以下への10万円相当の給付とその他住民税非課税世帯への給付等々だと思うのですが、特にこの18歳以下への10万円を一律で給付するということについていろいろと賛否があるわけですけれども、郡市長としてはこちらについてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
経済対策、それから生活困窮に置かれている皆さんたちの支援策ということでいろいろと検討がなされているというふうに承知をしております。まだ詳細については決まっていないようですけれども、事務業務がどのように進んでいくかということの方が気掛かりであったりもいたしますが、いろいろなご意見はあるのだろうと思います。本当に困っている方々に届くということが望ましいのであろうというふうには思うところです。
そうすると18歳以下に今給付しようとしている今のスキームは、本当に困っている人に届くような形になっているのかどうかというのはどのようにお考えでしょうか。
これはまだ議論の途中のようですので何ともコメントできません。
この間の衆議院議員総選挙を受けて話題になったことなのですが、10月31日に投開票があって、文書通信交通滞在費が1日なのに全額、満額支払われたということで話題になりましたけれども、郡市長も衆議院議員でいらっしゃいましたのでこちらの文書通信交通滞在費についてのお考えと、あと今回1日で満額ということでいろいろと話題となりましたが、そちらについてのご感想をお願いいたします。
これはそうだったのかと思いました。日割り計算になってなかったかしらんということを、日本維新の会さんの発言も含めて見てそうだったかしらんとちょっと思ったところです。でもこれはやはり10月31日、1日で満額というのはいささか制度としてどうかということはやはり国民の皆さま方が疑問に思うとおりではないかと思います。
市長が衆議院議員だった時代に、この費用というのはいわゆる第二歳費というような位置付けだったのか、それともいわゆる経費というのですかね、政治活動の経費としてどういうふうに捉えていたものだったのでしょうか。
振り返って、今回の議論にあって、日割りではなかったのかとかいろいろ思い返していましたけれども、これは歳費という取り扱いでは全くございません。さまざまな政治活動で使うものである文書通信交通滞在費であるという捉え方でした。
今回議論になっていますけれども、そもそもこの費用というのは領収書の提出も全く必要ないものですよね。地方の場に来られて、市議会、県議会もそうですけれども、政務活動費はばっちり領収書をつけるというこの落差について、どのようなご感想をお持ちになりましたでしょうか。
これ(領収書)は提出する義務はなかったわけですけれども、私のところはそれなりにしっかりと帳簿を付けさせていただいていました。今、市議会、地方議員の皆さま方も、公金ですから、そういう中でどのように使っていくのか、市民の皆さま方、県民の皆さま方、国民の皆さま方の厳しい目があるということで、透明性を高めるという取り組みというのは進んできているのだというふうに思います。確かに国会の場合、一般の国民の皆さま方が知り得るような状況を作っているかといえばこれはまだまだなのだと思います。そういう意味でもう少し透明度を上げていく動きというのが国会の中で出てくるのは望ましいことじゃないでしょうか。
仙台市長 郡 和子
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