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更新日:2021年3月17日
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令和3年3月16日
本市における新型コロナウイルスワクチン接種の概要についてお知らせをいたします。
はじめに接種体制についてでございます。本市では、身近な診療所等で行う個別接種と、そしてまた市民センター等で行う集団接種を組み合わせまして進めることとしております。個別接種につきましては、先週金曜日の時点で468カ所の医療機関にご協力をいただけることとなりました。集団接種の会場につきましては、先に発表いたしております市民センター15カ所にその他の市有施設や民間施設などを加えまして合計22カ所といたします。個別接種につきましては平日に、集団接種につきましては土日祝日に実施することを想定しております。各接種の予約でございますけれども、個別接種につきましては各診療所へ、集団接種はコールセンターへのお電話かインターネット上に開設する予約システムをご利用いただくことを想定しております。詳細につきましては、決定次第ホームページなどでお知らせをいたします。
次にコールセンターについてでございます。市民の皆さまからのワクチン接種に関するさまざまなお問い合わせに対応するために、コールセンターを本日より開設をいたします。最大100名の体制で、英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ネパール語の5言語にも対応いたします。開設時間帯は午前8時30分から午後7時まで、3月中は平日のみですけれども、4月以降は土日祝日も含む毎日受け付けをいたします。番号は0570-05-5670になります。ぜひご利用いただきたいと存じます。
最後に4月の接種についてでございます。先週末県より発表がございましたとおり、4月中に本市に割り当てられるワクチンは、5日の週に1箱、それから26日の週に1箱の合計2箱でございます。1箱がおよそ1,000回、500名の方が2回接種分に相当する量になりますので、当初の接種対象となります65歳以上の方、本市ではおよそ26万人になりますけれども、かなり限定的な数量となります。このワクチン量で個別接種と集団接種を一斉に開始するというのは困難になりますので、市医師会とも協議の上、当面個別接種と集団接種の開始を見送りまして予約の受け付けも行わないことといたします。その上で、4月につきましては高齢者施設、その中でも要介護度が高い方が多く入所されている特別養護老人ホームから接種を開始してまいりたいと考えております。具体の施設等につきましては今後調整してまいります。ワクチンの供給スケジュールを始め、不透明な部分がさまざまございますが、仙台市医師会をはじめとする関係機関や民間事業者と緊密に連携をして、市民の皆さまへのワクチン接種に全市一丸となって取り組んでまいります。ワクチン接種の概要については以上でございます。
ここで新型コロナウイルス患者の発生状況についてお話をさせていただきたく存じます。新規陽性患者数が急増しております。宮城県における直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は、緊急事態宣言が発令されております埼玉、千葉などの3県を超えまして東京都に次ぐ水準となっております。本市の新規感染者数につきましても、営業時間短縮を要請する前の12月と同様の状況にまで悪化しておりまして、強い危機感を持っております。このリバウンドを抑え込むことが重要と考えています。3月から4月にかけての時期は、例年であれば歓送迎会や謝恩会など仲間との出会いや別れに関する会合も多く開かれる時期であろうと存じますけれども、今年は自粛をいただきますようお願いをいたします。本日「せんだいTube」で配信いたしました私のメッセージ動画でもこの呼び掛けをさせていただいております。
今後のワクチン接種をスムーズに進めていくためにも医療現場への負荷をできるだけ回避しなくてはなりません。基本的な感染防止対策を徹底すればリスクは相当低減させることができます。「会食中の会話に気を付けること」「3密を避けること」「マスク」「手洗い」「毎日の体調管理」など、お一人お一人が今一度気を引き締めて取り組んでいただきますようお願いを申し上げます。
仙台市長 郡 和子
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