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更新日:2020年4月2日
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令和2年4月1日
仙台国際ハーフマラソン大会の中止に関連してなのですけれども、現時点で分かっている範囲で構わないのですが、参加費ならびに参加者の来年の大会への参加の可能性とか、分かっていることがあったら、参加者に関しての対応の部分に関してもうちょっと詳しく説明していただけますでしょうか。
第30回の記念になる大会でして、ぎりぎりのところまで判断をする時期を見極めていたのですけれども、結果的にこういうことになりました。大変ご迷惑をおかけするわけであります。
(スポーツ振興課長)
参加者への対応でございますけれども、現時点では参加記念品のTシャツでありますとか、そういうふうなものを、まずそちらのものはお送りするという対応をすることを決定しております。
そのほか参加費の部分を含めましてどのような対応をするかということにつきましては、今後、精査の上、決定してまいりたいと考えております。
5月までもう少し時間があるのかなという気がするのですが、やはり、中止になった理由、判断した理由をお聞きしたいのですけれども。
確かにぎりぎりまで状況の推移を見守りたいと申し上げました。確実に実施できればそれに越したことはなかったわけですけれども、残念ながら(新型)コロナウイルス感染症に罹患(りかん)をされる方の発生が止まらない状況であります。
また、この大会というのは1万人規模で国内外からお集まりになるわけです。そして近くでハアハア息をしながら走っていくわけですし、沿道にも多くの方々が出ていただいたりボランティアの方々にもご参加をいただくという、大変大がかりな大会でございます。そうしますと、国の専門家会議において提言をされた3つのリスク、この対策をとるのがやはり困難であろうということで、ランナーや市民の皆さま方の安全ということを第一に考えて、この苦渋の判断、決断となりました。
やはり1万人規模ということなので、あと青葉まつりもすごく大勢のお客さまが来るということで、かなり宿泊業者とかに影響があるかと思うのですが、今の段階でこういった支援を行いたいとか、考えていらっしゃることはありますでしょうか。
やはり厳しいですねということで、こういうふうに決断をしたわけですけれども、確かに多くの方々が来仙をされて、きっと日帰りというよりはお泊まりになって、また地域いろいろなところを訪れながら、みちのくの春を楽しまれるということもおありだったと思います。そういう意味では、大変、宿泊事業者の方々にご迷惑をおかけすることになるのだろうというふうに思います。大変心苦しいのですけれども、ぜひご理解をいただきたいと思います。
また宿泊事業者のみならず、さまざまなところに影響を及ぼすと思います。地域経済の体力を回復するために私どもも万全を期してまいりたいと思います。国の方でも第3弾の対応策が発表されると報じられているところでございまして、それらをいち早くキャッチしながら対策を打ち出していきたいというふうに思います。
5月の青葉まつりとか仙台国際ハーフマラソンの中止のお話がありました。切りがないといえば切りがないのですけれども、青森県の方では東北の夏祭りの一つである青森ねぶた祭の中止なんかの検討の話も出ているようですけれども、現時点の感染の広がりを見て、仙台の夏祭りである仙台七夕まつりの開催についての市長の現状認識みたいなものはいかがでしょうか。
実はこの後、鎌田会頭から青葉まつりのことについて会見が行われるというふうに伺っております。それに先立ちまして、鎌田会頭とも午前中にいろいろやりとりをさせていただきました。その中では、やはりご心配も、絆まつりのことであったり、それから東北の各地域のお祭りのことであったり、もちろん仙台は七夕まつりですけれども、この話題も少し触れました。
しかしもう状況がどういうふうに変化していくのか、これを見ていかないと、まだ随分先、随分先と言っていいのかどうかですが、あろうかと思います。もう少し慎重に状況を見極めてということになるのじゃないかと思います。これもまた七夕まつり協賛会の皆さま方のご議論でございますので、仙台市としてもこの感染症の広がりの状況というのをつぶさに情報共有をしていただくように努めてまいりたいと思います。
今お話のあった4人について、もうちょっとお話しできるものがあればお聞きしたいのと、昨日の北海道に行かれていた5例目の(患者の)方について、飛行機ですとか電車とかの利用状況が昨日の中では分からなかったということだったのですが、今日追加でお話しできる情報があれば教えていただければと思います。
申し訳ないのですけれども、この4人が新たに確認をされたということと4人ともHUB(仙台一番町四丁目店)を利用されていたということのみで、そのほかの詳細については今、調査を進めているところでございますので、後ほど4時半からの会見で申し上げられるところを申し上げたいと存じます。
(参事兼健康安全課長)
大変申し訳ございません。本日のところはちょっと聞けていない状況でございますので、今のところ申し上げられる情報はございません。
4時半からということではあるのですが、セブンイレブンのホームページの方で仙台市泉区のお店で感染者があったというのが出ていたのですが、これは新たな4人に含まれているのでしょうか。
そのリリースは承知しておりますけれども、詳しくはまた4時半からの会見の中でお話をさせていただきます。
すみません、16時半からというのは分かるのですけれども、この4人というのは男女の割合とか、まだ発表できないのでしょうか。男性が何人とか。
(参事兼健康安全課長)
男性2人と女性2人でございます。
今回4人の追加の感染者の方が確認されたということで、市内の学校の再開のタイミングなど、改めて8日からスタートという方針にお変わりはないかということをお伺いしたいのと、あとは外出を自粛したりとか、そういった追加の対策は考えられているでしょうか。
重要な点のご質問だったと思います。
学校の再開について昨日、何事もなければ8日再開という方向だと会見で申し上げたところでありますけれども、本日また新たに4人の感染が確認をされたということもございます。学校の再開についてですけれども、今回のこのことも踏まえまして、急ぎ検討をさせていただいているところでございます。
4時半の段階でお話ができるところがあればお話をしたいと思いますので、これもまた申し訳ありません。お待ちいただきたいと思います。
それから、その他のいろいろなことに関しましても、申し訳ありません。いろいろと調整を図っているところですので4時半までお待ちいただければと思います。
今日から新年度がスタートしたわけですけれども、2020年度はガスの民営化の話であったり、もしかすると音楽ホールの場所の決定であったりとか、非常に仙台市にとっての節目を迎えるような部分が幾つかあると思うのですが、当面は、先ほど冒頭で市長がおっしゃられたようにコロナ対策ということになるのだと思います。そうすると当初予定していたいろいろな大型案件のスケジュールとかに影響が出るのかなと思うのですが、現時点で、これはもうちょっと先延ばしになるとか、これは一旦延期するとか、何か影響が出ている部分があれば教えていただきたいと思います。
まず当面はこの難局といいましょうか、この危機を全庁一丸となって、そして市民の皆さま方のお力もお貸しいただきながら乗り越えていくというのがまず第一ではありますけれども、併せて(新型)コロナウイルスが終息した後、また震災復興その先ということで、さまざまなことをこれも考えていかねばならない、これは同時並行でやっていかなくちゃいけないと思っております。そういう意味におきましては、いろいろな影響も出てこようかとも想定されますけれども、今のところは、双方といいましょうか、全て大事な案件でございますので、同時に進めていけるように努力をさせていただきたいと思います。
新型コロナウイルス対策を当面優先するとなったときに、特に健康福祉局だと思うのですが、人員とか体制を増強することを含めて何か対策強化で組織面というか人員面とか動かすようなお考えはあるのでしょうか。
まず本当に感染が広がらないことを願っていたところでありますけれども、こういう状況になっています。それでこれがいつとどまるのかどうなのかということ、いろいろ専門家の方々のご意見もお聞きしていかなくてはいけないだろうと思いますし、これからの体制についてはまだこれからでございます。
なるべく早くいろいろなことを考えていかなくてはいけないだろうという気持ちはありますけれども、それぞれ各局、各部署に、それこそ業務継続の計画も含めてですけれども、いろいろやっていくようにということの指示はしているところですが、それをまとめてどのようにしていくのかというところまではまだ詰め切れておりませんので、これももうしばらくお時間を頂戴したいと思います。
今の市内の感染状況についての市長の認識を伺いたいのですけれども、日曜日の記者会見だったかと思うのですけれども、あの時点の段階で、市中感染に当たるのかという部分について、市長はまだそこまではよく分からないという認識だったと思います。その後いろいろ状況が動いておりますけれども、今日時点で今の状況、市中感染が広がっているというご認識でいらっしゃるかどうか伺いたいと思います。
まずはHUB仙台一番町四丁目店を利用された方々の感染が次々明らかになっているということですから、この場所で、やはりクラスターが起こった疑いというのは濃厚なのではないかという認識は持っております。加えて、全国の状況をいろいろと見ておりましても、なかなか厳しいなというふうに思っております。
やはり仙台におきましても、これから先どんと増えていくことになるのかならないのか、本当にその局面にあるのではないかという厳しい認識を持っております。
4月1日ということで異動がなされたということで、市役所の皆さんのみならず民間企業の方とかも、結構、日本全国で大規模な異動をなされたと思うのですけれども、やはりそれで結構コロナの感染が拡大するのではないかという危惧もあると思うのですが、そのあたり市長としてはどのようにお考えなのかというところと、難しいとは思うのですけれども、何かその対策として考えられるものがあればお願いします。
先週末は、それこそ関東方面への不要不急の外出は控えていただきたいということも申しました。そして昨日も不要不急の外出を控えていただきたいということを申しました。
まさに人の異動の時期であります。今日、仙台市の職員も東京方面からの転入者もございますし、また仙台から東京で仕事をするという人たちもいるわけです。そういう市職員には改めて健康管理をしっかりしてほしいということと、しっかりとこれまで申し上げている感染症対策について徹底するようにお話をさせていただきました。
異動の時期だからこそ日本全国でこのような状況になっていて、一般の皆さま方も最善の注意を図っていただく、それが浸透しているのではないかと期待をし、これ以上広がらないように願っているところです。
仙台市長 郡 和子
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