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更新日:2019年4月24日
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平成31年4月23日
※質問項目ごとに整理しているため、実際の質疑応答と順番が異なる場合があります。
20日にあった羽生選手の(モニュメントの)デザイン発表式について伺いたいと思います。
たくさんの人がいらっしゃって、乗車券とかも販売されたと思うのですが、今回の式とその乗車券の販売に対する評価を教えてください。
デザイン発表式には、関係者も含めて700名ほどの皆さま方にお越しいただきました。羽生選手も元気な姿でおいでいただきましたし、とても和やかな雰囲気の中でモニュメントのデザインの発表を行えて、大変うれしかったですし、また混乱もなく終えることができました。協賛をいただきました各企業の皆さま方にも改めて御礼を申し上げたいというふうに思います。
一日乗車券の販売につきましても、警察の方々にもご協力もいただきましたけれども、目立った混雑、混乱ということもなく、それぞれ手にしていただけたことは大変ありがたかったなというふうに思います。27日から、また第2回の通信販売を開始させていただきます。まだお手にできなかった方々は、こちらのほうにお申し込みいただければなというふうに思います。
いずれにしましても、元気な羽生さんと、そして新たな夢を語ってくれた羽生さんをみんなで迎えることができて、とてもうれしかったと思いますし、29日の本番のモニュメントの除幕式にも、ぜひ多くの皆さんにおいでいただければなとそういうふうに思います。
乗車券の販売前から転売の問題が浮上してましたけど、実際にデザイン発表式の後も、乗車券だったり一緒に配布した「仙台巡り」(※)だったりが出品されているようですけれども、市長としてはどういうふうにお考えなのか、そこら辺も教えてください。
※「仙台巡り」
仙台の観光アンバサダーである羽生結弦選手が登場し、仙台の魅力を紹介する観光ガイドブック。
実は羽生さんにお会いして、開口一番羽生さんが話されたのが「転売されているようで申し訳ありません」という言葉でした。これは羽生さんにとっても、とても残念なことだったんだろうなというふうに受け止めました。欲しい人に行き渡らず、そしてまた正規の値段で取引ができなくなるということですから、このことは残念なことだと私も思います。羽生さんも残念に思われて、開口一番私の顔を見てそんなことをおっしゃったのだというふうに思います。ぜひそういうことはおやめいただければというふうに思います。
先ほども申しましたけれども、第2回の乗車券の通信販売が27日から始まりますので、こちらにお申し込みをいただきたいと思います。
先ほど伺った「仙台巡り」なのですけど、今回デザイン発表式に招待された方たちにお配りされたと思うのですけど、今後宿泊施設等々に置くというふうに伺っているのですが、このパンフレットというかガイドブックに対する期待感がもし何かあれば教えてください。
ハンドバックにも入りやすいですし、とてもきれいな写真がたくさんあって、しかも仙台の巡るところ、おいしいもの等々も含めてコンパクトにご紹介をさせていただいております。羽生さんご自身も語っていらっしゃる、伊達文化や仙台の思いというのに直接触れていただける、そういうガイドブックになっているんじゃないかというふうに思っております。ぜひこのガイドブックを手にしていただいて、仙台の観光に役立てていただきたいというそういう思いもございます。
発表式というか、ガイドブックの関係なのですけれども、着地型というのですかね、来た人に渡すということで、基本的に仙台に来ないと手に入らないものとは思うのですけれども、そういうふうな形にした狙いというのを教えてもらっていいですか。
今回は、先行という形で会場においでになった方々にお配りをさせていただきました。今後は10万部作成する予定でございます。いずれまた電子版で冊子の内容を全て公開をするということも考えておりまして、なかなか手に取れないという方々の期待には、そういう形で応えたいなというふうに考えているところです。
羽生選手も転売をかなり気にされていたということで、そういうところも含めて電子的なデータも公開すれば見たいという欲求には応えられて、そういう転売を抑制する効果も出そうですか。
そうですね。そうだというふうに期待をしております。
(参事兼広報課長)
既に投げ込みをしていますけれども、6月下旬から、今ご質問のあったとおり仙台市内での配布ということと、7月の上旬からは市内の旅館・ホテルに泊まっていただいた方への配布ということで、まずは仙台に来ていただいた方に配布をしていきながら、後々電子版の公開ということも考えていくというふうになっております。
確認だったのですけれども、羽生さんとお会いしてというのは式の当日ということでいいのですよね。
そうです。やっぱり気にされたのでしょうね。きっとネットもご覧になったりなさっていたんだと思います。
その開口一番というのは、青年文化センターの控室か何かだったのでしょうか。
そうです。おいでになられて、ご挨拶をさせていただいたときに。
(モニュメントのレプリカに書かれた)オリンピックの表記(の誤り)については、市長はどのタイミングでどういうふうに報告を受けたのでしょうか。
発表式が終わった直後でありました。職員がいろいろSNSなどを見ていて、こういう声が上がっているということで確認を取ってすぐその場で、程なくですけれども分かりました。
では檀上ではお気付きにはなっていなかったということですか。
気が付きませんでした。申し訳ないですね。
羽生選手が開口一番「転売申し訳ございません」ということを言われて、市長はどのようにそれに答えられたのでしょうか。
すぐさまその話は終わって、いろいろお気遣いいただいているのですねというふうに申して、その後はもう普通のご挨拶になりました。
照明灯の過払い問題について伺いたいのですけれども、今朝も昨日も報道で一部未払いのほうも2300万円あったということが出ました。改めてそちらに対するお受け止めと、今後の対応を伺えればと思うのですが。
これまでも何度かお話をさせていただいたことでございますけれども、本当に市民の皆さま方には申し訳なく思っております。
この間調査が進みまして、新聞等々、報道になっていますけれども、私は申し訳ありませんが、これから議会の皆さま方の全員協議会の場で詳細についてはお話をさせていただこうと思っておりますので、この場ではお話は控えます。
それは処分などの件も含めてということでよろしいでしょうか。
全員協議会でお話しできるかどうか。この場ではお話は控えます。
今後の対応についての方針とかも、この場では伺えないでしょうか。
いろいろとまだ(東北)電力さんとのいろんなこともございますので、この場ではお話はできません。
照明灯の関係で、過払いが9200万というのはもともと出ていた数字で、今回未払いも約2300万ということで、単純に差し引きすると6900万ぐらい市が多めに払っていたということになると思うのですけど、単純計算で6900万について東北電力と話をするのか、過払いで払ってしまった9200万は9200万、プラス未払いの2300万もそれに乗っかってくるのか、そのあたり結局、市の損失額というのがどれくらいになるのかというのを、市として(東北)電力にどういうふうに話を持っていこうとしていますか。
これもこの場ではお話しできません。
25日の全員協議会、市議会のほうではそのあたりもお話はされる予定でしょうか。
できるところまではお話をいたしますけれども、この場では控えさせていただきます。
仙台市のほうで2000年から高齢者向けの配食サービス、食の自立支援サービスの件で、消費税が5%から8%に上がった際に、その委託料を据え置いていたと。サービス当初からずっと据え置きになっているということで、業者さんからそういう訴えも出ているということで、これについてまず市長のほうではご存じだったか教えてください。
存じ上げております。そもそもこの配食サービスというのは、ご高齢の方々にも大変喜ばれているものでありますし、そしてまた事業者の方々がいろいろ工夫を凝らしてやっていただいているもので、大変ありがたいなというふうに思っている事業です。
今回の件につきまして、既にいろいろと報道もなされたと承知しておりますけれども、当初の判断についての説明は既に私も何度か受けているところです。当局として合理的な理由があったと、私もそのように理解しております。
その合理的な理由があったというのは、どの辺を見てそのように思っていらっしゃるのですか。
民間の配食サービスの料金相場ですとか、事業者の皆さま方からのいろいろな回答の内容、そのほか、他の自治体で行っているサービスの状況などを踏まえまして、そのように判断をしているところであります。
ただ現実問題、その業者さんは結局取り分が少なくなっているわけですよね。その辺については問題ではないというふうにお考えですか。
5%から8%に上がった当時のいろいろなコスト等々についても、いろいろ原材料価格などのコストは、当時仙台市として提示した費用に比べて低い水準であったと、このように判断をしておりますし、一般の、他のといいましょうか、この事業に参画をされていただいている事業者の方々の調査においても、いろいろと経費の面で裁量の余地も十分にあったと、このように認識をしております。
そうするとこの消費税の据え置きについては、仙台市としては問題はないというふうに考えていらっしゃいますか。
5%から8%に変わった段階での判断には一定の合理性があったと、そのように思っております。
合理的な理由の中で、いろんな他都市や民間業者との比較という話ですけど、それは比較対象になるのかというか、そもそも原材料価格が客観的に見て下落しているとか、あるいは大量発注でコスト削減ができているというのが合理的な理由というふうに言われているのですけれども、それに当たるというふうに思いますか。
そのように判断をしております。しかしその辺の、事業者の方々に対して、5%から8%に上がるときに丁寧な説明がもう少し必要だったのだろうなと振り返って思うところであります。
このサービスって非常にいいサービスだと思うのですね。特に低栄養状態の改善が必要な方に向けてというところなので、そういう中で結局その増税分がなくなってしまうと、食材の調整をしてというふうな話もありましたけど、そうすると質が下がってしまうと思うのですよね。そうするとせっかくの福祉のいいサービスというのが、質が落ちてしまうことにもなってしまうと思うのですけれども、その辺はどうお考えですか。
当時は、ですからそういう意味では、いろいろなことをご努力いただきながら十分にやっていただける、他の都市の状況を見てもやはりそうだという判断だったというふうに理解をしております。
今後10%に向けて不安を感じている業者さんもたくさんいるというふうに聞いているのですけれども、10%の際はどのような対応を考えていらっしゃいますか。
今回10%に税率が上がるわけですが、この間例えば5%から8%に上がってしばらく時がたっていますけれども、この間はやはり人件費がどうであるとか、いろんなこともやはりあるでしょうから、いろいろと考えていかなくてはいけないだろうなというふうには思っております。
そのときには10%分の増税分も上乗せするというのも考えるということですか。
それについては、いろいろとご相談をしながらになるんじゃないだろうかというふうに思います。
業者さんにいろいろ話を聞くと、消費税が上がった際に次の10%の時には必ず上げるのでそこまで待ってほしいというような話を聞いたというお話をいろんなところで聞いているんですね。そういう言い方も法令違反になるというか、二段階に分けてというのも違反になるというふうには聞いているのですけれども、それについて市長はお聞きになっていらっしゃるでしょうか。
いえ全く聞いておりませんし、そういうことを言ったというのはあり得ないのではないかというふうに今率直に思いましたけれども、言った、言わないの話になるとこれはまた大変な話ですが、それはないと思います。私は報告を受けておりませんし、ないのが普通の話だと思います。
結局、そもそも料金を十分間に合うというかですね、利益が出るという判断があったのが、そのいろんなアンケートを取ったりしてのことかと思うのですけれども、消費税を据え置いているということ自体がまず問題なんじゃないかなと。もしそういうふうなことであれば、例えば料金を下げてその分消費税を上乗せするとか、いろんなやり方もあると思うのですけれども、そこについても特に問題というふうには思わないのでしょうか。
当時のさまざまなことはいろいろと調査の上でそのようになったということで、そのように判断をしているところです。合理性があったということで判断をしております。
平成29年4月に市内で中学生の自殺の事案がありまして、そこから間もなく2年になろうとしています。その前の泉区だったり青葉区の北西部であった事案より調査の回数が随分重なっていると思うのですけれども、市長としては今のところどういうふうに受け止めて、丸2年がたつことを思っていらっしゃるでしょうか。
この第三者機関の調査はかなり進んでいる、報告書のまとめの段階に入っているというふうにも聞いているところであります。最終的なところまで来ているのだろうというふうに思います。
確かにおっしゃられるように、時が経過しているのもそのとおりでありまして、改めて早い段階で報告書が上がってくることを期待しております。
今のところ、仙台市教育委員会であったり学校の対応に不十分なところがあったというふうに第三者委員会の委員長はおっしゃっていますけれども、今のところ市としての受け止めはどうなっているのでしょうか。
私自身、それの詳細を見ておりませんので何とも申し上げられませんけれども、しかしいろいろとあるのは事実でしょうから、それについては、今般(施行された)いじめ防止等の条例を踏まえて、これから二度とそのようなことがないように取り組んでいくのみだというふうに思っております。
今、教員の働き方改革について取材をしていて、もうすぐ10連休が来ると思うのですけれども、なかなか現場の先生に伺いますと、部活の指導だったりそもそも大会がその10連休中にあったりして、なかなか休めないというような声も伺いますが、市だったり教育委員会だったり教員の働き方について、今どのように考えていて、10連休の過ごし方ですとか、そのあたり何かメッセージあればと思うのですけれども、いかがでしょうか。
教育委員会のほうから、この10連休の過ごし方、どういうふうにするのだというようなことは何も聞いておりませんけれども、想像するに忙しい先生方がすっかり休めるかどうかというと、必ずしもそうでないところもおありなのだろうというふうに推察をされます。クラブ活動、部活動等に関しましても、指導に他の方に入っていただいたりしているところもあると承知しておりますけれども、いずれにせよ、大変な中知恵をお絞りいただいて、教育現場の働き方改革についてもしっかりと取り組みをまとめていただいて、これは人員に直結する話なのか、効率化で何か見直しをすれば済むのか、さまざまなところはこれからの議論になっていくだろうなというふうに思います。
神戸で発生した市営バスの事故に関連して伺いたいと思います。その市営バスの事故があってから、仙台市として何か点検の指示だとか対応をされていたのであれば教えてください。
神戸市の市営バスによる重大事故が発生して尊い命が失われ、またけがをされた方もおいでになっていらっしゃいます。心から哀悼の意を表し、またお見舞いも申し上げなければというふうに思います。
これを受けまして、今回の事を人ごとと捉えずに、わがこととしてしっかり安全運転、これを最優先にするよう、早速事業者が職員に対して「安全だより」という号外を発出し、そのことについて徹底をしたというふうに承知をしております。
私どももこういうことがあってはならないという強い気持ちで、公営交通の責任に重さというものを第一に考えて取り組んでもらいたいと、私からも伝えたところであります。
その「安全だより」に関してなのですけど、これが交通事業管理者名で各運転手にどんなことが主に書かれているものなのか教えてください。
(参事兼広報課長)
自動車部長の名前で出している掲示形式のお知らせだというふうに聞いております。詳しくは、あと交通局のほうにご確認をいただければと思います。
因果関係は分かってはいないと思う、原因に関してはまだ調査中だと思うのですが、運転されている方が再任用の職員だったという報道があると思うのですけど、仙台市ではどのくらい再任用の職員さんがいらっしゃって、その再任用の職員さんに対するフォローというか健康対策みたいなものはどんなことが行われているのか教えてください。
申し訳ありません。詳細は今分かりかねます。
関連してなのですけど、池袋で車の暴走事故があったと思うのですけど、こちらも高齢の方が運転されていたという報道がありましたけど、高齢者の運転に関する事故が増えていると思うのですけど、そのあたりの受け止めはどういったことを感じられているか教えてください。
これはお一人お一人のことになりますけれども、今回の池袋の事故事案ですけれども、大変痛ましい結果です。それでそのご高齢の皆さま、ご高齢の方もこれまでの人生を全て台無しにしてしまわれるわけですよね。もちろん突然のことで、命を失った方々の無念さ、大変大きな問題だというふうに認識をしております。
ご高齢の皆さま方には免許の返還というのを呼びかけさせてもいただいているところですけれども、やはり危険性というのをご自身しっかりご認識をいただくということが重要だと思います。
今紹介のありました免許の返納なのですけど、免許を返納した後の高齢者の足の確保として仙台市では敬老乗車証という制度をやられていると思うのですけど、これの充実ですとか何か他の対策みたいなものを増やしていく考えとかというものは今ありますか。
今おっしゃられた問題と敬老乗車証というのが、すぐに結びつくということでもないというふうに認識をしております。いずれ、でもご高齢になられて移動の手段というのを確保していくということは重要な課題でありますので、これはその地域交通の問題もそうですし、敬老乗車証の問題もそうですけれども、全体としていろいろ考えていかなくちゃいけないことだというふうに思います。
ガス事業の民営化について伺わせてください。2月の議会で新年度に具体の検討を進めると再開の意思を表明された市長ですが、新年度が始まってもうすぐ1月というこのタイミングで、改めて今現在の進捗状況、スケジュール感等々伺えれば幸いです。
検討委員会を立ち上げるということを申し上げたと思いますけれども、そのメンバーの選定を含めて、今進んでいる段階ではなかったかと思います。メンバーが決まったとか、第1回を始めるとかいう報告は受けておりませんので、まだそういう段階ではなかったかと思います。
ガスの民営化の関係で、市長の中では大体いつごろぐらいまでにはこう進めたいみたいなお考えとかはあるのですか。大体頭の中での、市長の中でのスケジュール感といいますか。
これもいろいろな検討を進めてみないと、お尻をここというふうにこの場で申し上げるのは難しいと思っています。でも機を逃さずにやるべきであろうということは思っています。
終わりゆく平成について、何か一言所感をいただけたらと思います。
市長としても、アナウンサーでいらっしゃって、政治家に転身されて、それから仙台市長にもなられて、そして仙台市としても政令指定都市移行30年を迎えたといういろいろあった平成の長い30年だったと思いますけれども、ぜひ所感をお願いいたします。
平成最後の記者会見だった、定例会見だったのですね。
私自身のヒストリーは別としまして、この30年は仙台市が政令市として生まれ、そして育てられてきた30年でありました。都市機能の拡充、そしてまた住みやすさもいろいろ勘案しながら、市民の皆さま方のお力をいただいて、この間発展を続けてきたのだと思います。
そういう中で忘れられないのは、やはり東日本大震災だったというふうに思いますけれども、その東日本大震災を経て、仙台としては新しくまた防災環境都市ということを標榜して、世界に発信をできるレジリエンスな都市、そしてまた誰もが住みよいまちということを目指してきた、そんな30年だったんだろうというふうに思います。
来るべき令和の時代も、皆さんに仙台っていいわねと言ってもらえるようなまちづくりに一生懸命取り組んでまいりたいなと思っています。
もう一つ、10連休につきましてですが、公務もたくさんあると思いますけれどもプライベートというかお休みもとれますか。
役所のみんなにも働き方改革というのをこれから考えていかなくちゃいけない時代だということを常に言っているところでもございまして、私自身も市長の働き方改革というと何かちょっと別の意味に取られても困りますけれども、少し時間があるところはゆっくりできればなというふうにも思っております。
先日あった統一地方選に関して伺いたいと思います。女性の市長さんが新しく6人誕生されたと思うのですけど、こういった同じ首長というか女性の市長として、こういう6人誕生したというところをどういうふうに考えていらっしゃるか教えてください。
6人新しく今回の統一選挙で誕生したというのは、喜ばしいことだなというふうに思っております。なかなか女性の政治参画というのは難しいですし、とりわけ首長というのも大変なハードルがあるのだというふうに思いますけれども、そういう中で首長を目指して頑張る方々が増えていること、そしてまた新しい女性首長が誕生していることというのは、大変頼もしく心強く思うところですし、早速女性市長同士でいろんな会合等々で顔を合わせたときには、励まし合ってよりよいまちづくりのためにともに頑張っていきましょうと連合のようなものができればいいなというふうにも思うところです。
一方で、残念ながら女性首長の敗戦という自治体もございました。まだまだいろんな課題はあるわけですけれども、ともによりよい方向を向いて、ともに頑張ってまいりたいというふうに思っています。
今お言葉にあったハードルとか課題というのは、一番どんなところに感じられるのかというのが具体的にあれば教えてください。
いろいろ挙げていったらきりがなくなってしまって、時間がとても10分では終わらないような気がいたしますので控えさせていただきます。
先週お話のあった保育所で、担当課のほうに伺うと、依然100人以上のキャンセル待ちがあるというふうに伺っています。市としてどう能動的にこういった人たちに対応されているのか、指示などありましたらお願いします。
国のほうから、自分の園に通っているお子さんを見ていただくときには補助金をというふうな新しい話もあって、これに対応していただけるかどうかという、そういう園にもそういうことも働きかけをさせていただいていると承知をしております。
また、幾つもの保育所に登録をされているようなケースもあるというふうにも聞いておりますので、もう目の前に迫ってまいりましたけれども、お望みの方々には対応できるように、あと残り少なくなりましたけれども、しっかりと対応してもらうようになお伝えます。
今国の加算のお話もあったのですけれども、実際の園からは2,260円では足りないというお話もあるようなのですけれども、国への働きかけとか、市の、後にはなってしまうとは思うのですけど、独自での助成とかそういったことは考えられるのでしょうか。
今この段階ではどういう状況になるのか、まだはっきりはわかりませんので、この場で申し上げられないのですね。状況を見て、やはり今年は特別だったわけですけれども、それなりの対応を本市としても取らせていただいて、休日保育に参画いただく事業者さんにいろいろと話をさせていただいてきたところではありますけれども、足らざるところがあって、国に対してもこういうところを要望すべきであろうという声が上がってくれば、考えてまいりたいと思います。
先日新しいオリンピック・パラリンピック大臣が被災3県を回って、おわびの行脚というかをされました。宮城にも来ましてお話しされていったのですけれども、それについて改めてどうお考えかということと、宮城のほうで知事が会談したときに、ホストタウンにチケットを優先的に確保してほしいという話をしていたのですけれども、仙台市としてはイタリアとのホストタウンの関係もありますけれども、そういった申し入れというか願いというのですかね、しているのかというのを伺えればと思います。
私は直接、鈴木大臣にはお目にかかりませんでしたけれども、仙台市としては復興五輪ということで、とりわけいろいろなことをこの間もお願いしてまいりました。今もそのお願いは続いているわけでして、なおこれから先、私も上京していろいろとお話をさせていただく機会もあるのだろうというふうに思います。
ホストタウンにはオリンピックのさまざまな入場券について優先枠をというふうなお話を知事がなさったということですけど、私は特段そういうことを今この場で考えてませんでした。
(スポーツ振興課長)
一応イタリアのホストタウンということで、キャンプ誘致も目指して今進めているところですけれども、やはり本番、応援に行きたいなという気持ちはありますが、今現在で正式にそういったホストタウン向けのチケットの確保というのは正式にはしていないところではございます。正式なお願いは、要望等は正式にはしていないということです。
仙台市長 郡 和子
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