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更新日:2024年4月8日

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Q&Aコーナー(Q1-Q10)

博物館に寄せられた、収蔵品や仙台の歴史・美術に関する主なご質問と、それに対する回答をご紹介します。

 Q1 博物館はいつ建てられたのですか?

仙台市博物館は昭和36年10月に建てられました。
昭和61年3月に全面改築したのが現在の建物です。

新館を造るにあたっての基本構想は、

  • (1)歴史・美術・文化を中心とする人文科学系総合博物館とする
  • (2)東北地方の歴史・美術・文化に関する調査研究を行い、その情報を提供する
  • (3)ゆとりのある楽しい博物館とする

の3点です。

建設費は56億9千万円です。

 Q2 年間の入場者数はどれくらいですか?

令和元年度(平成31年度)は111,482人、令和2年度は21,679人、令和3年度は75,417人でした。
入場者は、その年の展覧会の内容によって大きく変わることがあります。
※令和2年度は新型コロナウイルス感染症や地震被害等の影響により、臨時休館や展覧会の規模縮小などの状況がありました。
※令和3年度は新型コロナウイルス感染症や地震被害等の影響による臨時休館や10月からは大規模改修工事に伴う休館がありました。

 Q3 館内の展示物を説明してくれる人はいますか?

解説ボランティアがいます。
詳しくは「博物館ボランティアガイド」のページをご覧ください。

 Q4 学芸員へ質問・相談したいことがあるのですが。

仙台市博物館の情報資料センターで、所蔵資料や仙台の歴史・美術に関する相談・質問を受け付けております。
お問い合わせ方法などについて、事前にこちらをご確認ください。

 Q5 展示室内の照明が暗いのはなぜですか?

光(おもに紫外線)から資料を守るために照明を暗くしています。
見えにくいことがあるかもしれませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。

 Q6 館内の温度が暑い・寒いのですが。

資料保存の観点から、館内の温度・湿度を調整しています。
夏は涼しく、冬は暑く感じられることがあるかもしれませんが、ご理解くださいますようお願いいたします。

 Q7 仙台城下絵図を見ると東丸と書いてありますが、三の丸なのではないですか?

現在博物館が建つ仙台城三の丸は、初代藩主伊達政宗の時代には庭園・茶室を伴う屋敷が存在しましたが、2代藩主忠宗の時代から米蔵として用いられ、「蔵屋敷」と記されることもありました。その後、17世紀末ごろに本丸に西丸が設けられると、それに対応するように主に「東丸」と記されるようになりました。

 Q8 屏風や襖絵に描かれている金は、本物の金箔が使われているのですか?

本物の金箔を使用しています。
例えば、仙台城本丸大広間の襖絵の遺品には、約8センチ角の金箔が用いられています。
また、金箔だけでなく、銀箔を細かく切って散らすものもあります。
仙台城大広間の場合、金は客を迎えたり儀式を行う表側の部屋に、銀は客を通さない奥向きの部屋に使用されていたようです。

 Q9 兜(かぶと)や刀は本物ですか? 複製ですか?

展示してある兜や刀は本物です。
当館では随時展示替えをし、なるべく本物の資料を展示するようにしています。

 Q10 伊達綱村のよろいで小さいものがありますが、なぜですか?

子ども用につくられているためです。

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