ホーム > くらしの情報 > 学ぶ・楽しむ・活動する > 教育 > 仙台市教育委員会トップページ > 文化財 > イベント・催し物 > 文化財展 > 第74回文化財展「文化財この1年」
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更新日:2022年2月16日
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「文化財」は我が国の長い歴史の中で伝えられてきた国民共有の財産です。本市では、市民の皆さまに文化財を身近に感じていただくため、文化財展を開催しています。
74回目となる今回は、令和2年度に行われた発掘調査の成果を中心に出土品やパネルを展示します。その中でも、伏せた土器が重ねられた状態で出土した長町駅東遺跡※の展示は見どころの一つとなっています。これは、かまど内で効率よく物を加熱する方法と考えられています。
また、令和2年9月に新たに重要文化財に指定された仙台市博物館所蔵の「伊達家文書と伊達家印章」や、旧石切町(現在の青葉区八幡町辺り)で石材店を営んでいた黒田家・小梨家から、令和2年度に仙台市に寄贈された、仙台市指定有形民俗文化財の「石工用具」についても紹介します。
6月15日(火曜日)~8月22日(日曜日)午前10時~午後5時
※毎週月曜日(祝日の場合は翌日)休館
東北電力グリーンプラザ・とうほく文化情報コーナー
(青葉区一番町3-7-1 東北電力ビル1階)
※駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください
無料
(1)令和2年度の主な発掘調査の成果について
1 山田上ノ台遺跡(太白区山田)
2 郡山遺跡(太白区郡山)
3 長町駅東遺跡(太白区あすと長町)
4 北目城跡(太白区東郡山)
5 仙台城跡(青葉区川内)など
(2)令和2年度の主な文化財調査の成果について
1 旧石切町の石工用具
2 伊達家文書と伊達家印章 など
※長町駅東遺跡
長町駅東遺跡は、近くにある郡山官衙(かんが)(遺跡)の造成・造営等に関わったと考えられる人々の住居跡が多数発見されている。その住居跡からは、かまどの燃焼部に伏せて重ねられた土器が見つかっている。この土器は、かまどに掛けた甕(かめ)の底を下から支え、甕を中空で固定させることで、甕の中の物を効率よく加熱する働きをしていたと考えられる(イメージ図参照)。
伏せて重ねられた土器
かまど内のイメージ図
旧石切町の石工用具
7月1日(木曜日)午後2時より報道機関の方向けに説明会を行います。参加を希望される場合は直接会場へお越しください。
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