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更新日:2017年7月18日

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発表項目以外の質疑応答の概要(平成29年7月18日)

平成29年7月18日

 

(1)仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2017のPR動画について批判の声が上がっているが市長の所感を伺う

今回の動画は私も拝見しました。仙台市ではパンフレットやポスターなどを作成するときのガイドラインのようなものを設けております。今回の動画について知事は発信力ということに重きを置いて、賛否両論あっても意味があったというようなお考えを記者会見で述べられたそうですが、私自身は一見した感じとして、いささか男女共同参画という視点からはやや配慮に欠ける部分があったのではないかと思います。決して女性が見て心地よいというか素直に受け止められるところだけではないという印象を持ちました。

私自身も県全体の観光の仕組みの中で会長職務代行副会長という地位にありますので、決して全く責任がないとは思っていませんが、やはりこの間、観光動画の作成においてはあまりにも県にお任せしすぎていたという反省は自分自身でも持っています。もっと台本の段階などで私どもも関与をして、ある意味では内部関係者ですので、意見があればしっかりと申し上げて修正するような行動をとる仕組みになっていれば良かったのだと思います。

そういう意味では反省も含めながら、今年度はすでに完成して発信されてしまっていますので、来年度以降についてはしっかりと台本などについて必要な協議を私どももしていきたいという意向と、今回の動画はいささか品位にかけると言われてもやむを得ない部分があったのではないかということについて、私としての意向を近々県の方にお伝えしたいと思っています。

 

(2)最近ではサントリーの広告動画が批判を受けて配信を停止したが、今回の動画の今後の取り扱いに関する市長の考えを伺う

今回の動画の今後の取り扱いについては、第一義的には会長の下で判断していただくものと私としては考えています。

 

(3)市長からは動画の削除を求めるのか

削除という具体的な行動についてお話をする考えは今のところ持っていません。

今回の動画について、例えば仙台市の広報物に関するガイドラインから見ると、いささか不適切と思われるような判断を私自身が持ったということ、それは大きくは男女共同参画という分野を進めていく行政の長としてのものであるということ、また来年度以降はこの間の関わり方が私どもとしても十分でなかったという反省に立ち、しっかりと県と市の両方の間で連携を図り進めていくようにしたいという意向を伝えたいと思っています。

 

(4)今回の件はやむを得ないという認識か

今後のことについて、私としては会長の判断に委ねたいと思っています。今回のことについては、私としては不適切であったという反省を持ちつつも、基本としては県が主体となって作られて、現在の状況も会長である宮城県知事としては是々非々であるというのも一つの効果だとおっしゃっていますので、それに対しては会長がどうお考えになるかというところで判断をしていただくことだと思っています。

 

仙台市長 奥山 恵美子