現在位置 ホーム > 宮城野区トップページ > 健康・福祉 > エイズ・結核・感染症など > 感染性胃腸炎(ノロウイルス)にご注意ください

宮城野区

ページID:3887

更新日:2016年9月20日

ここから本文です。

感染性胃腸炎(ノロウイルス)にご注意ください

感染性胃腸炎とは

病原性大腸菌やサルモネラなどの細菌とロタウイルスやノロウイルスなどのウイルスによって引き起こされる胃腸の疾患です。

感染は食べ物や飲み水などを介した経口感染で起こりますが、感染したヒトからヒトへの感染や汚染された器具を介しての感染もあり、集団生活の場である保育園、学校、病院や高齢者施設等で発生した場合には多くの人達が感染の危機にさらされることになるため予防対策が重要です。

ノロウイルスの症状・感染経路・潜伏期間

感染してから24~48時間の潜伏期間を経て発症します。

主な症状は、下痢・嘔吐・腹痛や軽度の発熱。通常は2~3日で回復しますが、乳幼児や高齢者、体が弱っている人などは重症となることがあります。ノロウイルスはウイルスが口から入ることにより感染しますが、食べ物や水による感染だけではなく、患者の便や嘔吐物に触れることにより感染したり、患者の嘔吐物を長時間放置した場合にウイルスが空気中に舞い上がり、そのウイルスを吸ってしまったことにより感染します。

消毒について

ノロウイルスには、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がありません。次亜塩素酸ナトリウムが有効です。台所用塩素系漂白剤等で代用できますので、次の濃度に水で薄めて使いましょう。

  • 便や嘔吐物・・・0.1%(便や嘔吐物の処理の仕方は下記の添付ファイルをご覧ください)

感染の予防

  • 食材はしっかり熱を通す(85℃で1分以上)
  • 食事前やトイレの後には、石鹸でしっかり手を洗う
  • 患者の便や嘔吐物等に直接触れないよう、手袋を着用する。処理した後は、石鹸でしっかり手を洗い、うがいする。

感染症予防の基本となる手洗いを実践し、日常的に感染症予防を行いましょう

  • 手洗いで感染を予防しましょう(手洗いの方法については、下記の添付ファイルをご覧ください)

【手洗いチェックポイント】(汚れが残りやすいところ)

  • 指先や爪の間
  • 指の間
  • 親指のまわり
  • 手首・手のしわ

手洗い評価スタンドを貸し出しています

感染性胃腸炎等の感染症予防には手洗いが大切です。保健福祉センターでは、多くの方に正しい手洗い方法を学んでいただくために、「手洗い評価スタンド」の貸し出しを行っています。専用のローションを手にぬり、手洗い後に「手洗い評価スタンド」に手をかざすと、洗い残しの部分が光って見えます。

例年、保育所での健康教育や学校での保健授業、高齢者施設のスタッフ研修等で活用されています。是非ご利用ください。

詳しくは、貸し出しに関する詳細ページをご覧ください。

便やおう吐物の処理の仕方・手洗い方法については、こちらの添付ファイルをご覧ください

詳しい情報が得られるホームページは次のとおりです

ご注意!ノロウイルス

ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをダウンロードしてください。Adobe Readerのダウンロードページ

お問い合わせ

宮城野区役所管理課

仙台市宮城野区五輪2-12-35 宮城野区役所2階

電話番号:022-291-2111

ファクス:022-298-8817