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宮城野区
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更新日:2016年9月20日
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病原性大腸菌やサルモネラなどの細菌とロタウイルスやノロウイルスなどのウイルスによって引き起こされる胃腸の疾患です。
感染は食べ物や飲み水などを介した経口感染で起こりますが、感染したヒトからヒトへの感染や汚染された器具を介しての感染もあり、集団生活の場である保育園、学校、病院や高齢者施設等で発生した場合には多くの人達が感染の危機にさらされることになるため予防対策が重要です。
感染してから24~48時間の潜伏期間を経て発症します。
主な症状は、下痢・嘔吐・腹痛や軽度の発熱。通常は2~3日で回復しますが、乳幼児や高齢者、体が弱っている人などは重症となることがあります。ノロウイルスはウイルスが口から入ることにより感染しますが、食べ物や水による感染だけではなく、患者の便や嘔吐物に触れることにより感染したり、患者の嘔吐物を長時間放置した場合にウイルスが空気中に舞い上がり、そのウイルスを吸ってしまったことにより感染します。
ノロウイルスには、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がありません。次亜塩素酸ナトリウムが有効です。台所用塩素系漂白剤等で代用できますので、次の濃度に水で薄めて使いましょう。
【手洗いチェックポイント】(汚れが残りやすいところ)
感染性胃腸炎等の感染症予防には手洗いが大切です。保健福祉センターでは、多くの方に正しい手洗い方法を学んでいただくために、「手洗い評価スタンド」の貸し出しを行っています。専用のローションを手にぬり、手洗い後に「手洗い評価スタンド」に手をかざすと、洗い残しの部分が光って見えます。
例年、保育所での健康教育や学校での保健授業、高齢者施設のスタッフ研修等で活用されています。是非ご利用ください。
詳しくは、貸し出しに関する詳細ページをご覧ください。
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
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