更新日:2016年9月20日

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デフォレスト館が重要文化財(建造物)に指定されます

平成28年5月20日(金曜日)に、文部科学省文化審議会により、国登録文化財のデフォレスト館(東北学院旧宣教師館)を重要文化財(建造物)として指定するよう、文部科学大臣に対する答申がなされました。

仙台市内の文化財が重要文化財(建造物)に指定されるのは、昭和55年1月に指定された青葉区の「東照宮随身門」以来、約35年ぶりです。また、社寺建築以外の建築が重要文化財に指定されるのは、市内では初めてです。

宮城県内には、20件の重要文化財(建造物)があり、このうち4件が仙台市内にあります。今回の答申を受けて、県内21件、市内5件になる予定です。

なお、重要文化財の指定は、答申後に行われる官報告示をもって正式決定となります。

1.指定内容

  1. 指定名称 東北学院旧宣教師館1棟
  2. 所在地 青葉区土樋一丁目
  3. 所有者 学校法人東北学院
  4. 特徴・評価
    東北学院旧宣教師館は明治20年頃に宣教師のために建てられた住宅で、東北学院土樋キャンパスの西端に所在する。
    外観は南面から東面にかけてバルコニーを設ける、いわゆるコロニアルスタイルで、外壁を下見板張とする。内部一階は玄関ホールを中心に書斎、居間、食堂等を配し、二階は寝室とし、主人用、使用人用の動線を明確に分離した平面構成をもつ。
    東北学院旧宣教師館は、我が国に残る外国人宣教師住宅の最初期の事例として希少であり、高い歴史的価値を有している。
  5. 指定基準歴史的価値の高いもの

デフォレスト館の写真

2.東北学院の文化財建造物

東北学院には、デフォレスト館の他にも以下の文化財建物があります。

  • 国登録文化財東北学院大学本館(旧東北学院専門部校舎)1棟大正15年(平成26年12月19日登録)
  • 国登録文化財ラーハウザー記念東北学院礼拝堂1棟昭和7年(平成26年12月19日登録)
  • 国登録文化財東北学院大学大学院棟(旧シュネーダー記念東北学院図書館)1棟昭和28年(平成26年12月19日登録)

3.有形文化財(建造物)の指定・登録制度について

建造物、工芸品、彫刻、書跡、典籍、古文書、考古資料、歴史資料などの有形の文化的所産で、我が国にとって歴史上、芸術上、学術上価値の高いものを総称して「有形文化財」と呼んでいます。

国では、有形文化財のうち、重要なものを「重要文化財」に、さらに世界文化の見地から特に価値の高いものを「国宝」に指定し、保護を図っています。また、保存及び活用についての措置が特に必要とされる建造物を、文化財登録原簿に登録しています(「登録文化財」)。

指定制度が、重要なものを厳選し、許可制等の強い規制と手厚い保護を行うものであるのに対し、登録制度は、届出制と指導・助言等を基本とする緩やかな保護措置を講じるもので、指定制度を補完するものになっています。

お問い合わせ

教育局文化財課

仙台市青葉区上杉1-5-12 上杉分庁舎10階

電話番号:022-214-8892

ファクス:022-214-8399